今日はイベントについてのお話です。
イベントとはプログラムが動作をスタートさせるきっかけとなるモノのことです。皆さんが夜来るくなったときスイッチを押して明かりをつけますよね??
わかりやすく例えると「明かりをつける」というプログラムを動作させるためのイベントは「部屋のスイッチを押す」ということになります。
スクラッチのイベントの種類は6種類あります。それぞれ紹介していきます。
これは一番よく使うイベントになるかと思います。緑色の旗マークを押せばそのイベントの下に追加したプログラムが動作します。
基本的に変数、スプライト、背景の初期設定はこのブロックの直下に配置します。
こちらのブロックもゲームを作る際によく使いますね。キーが押されたときにプログラムが動作するイベントです。
デフォルトでスペースキーが設定されていますがスペースキー以外にも1~9、a~z、上下左右キーから選択します。その他にもどのキーでもプログラムが動作し始める「どれかのキー」というのも選択可能です。
このイベントはスプライトがクリックされたときにプログラムが動作する。ボタンのスプライトを配置したときやもぐらたたきのようなスプライトをクリックさせるゲームでよく使います。
こちらは背景が変わったときにプログラムが動作します。ステージチェンジをするゲームで使用します。
こちらは音量やタイマーが条件を満たしたときにプログラムが動作します。制限時間が来た時にゲームを終了させるときなどに使うと便利ですね。
こちらはメッセージを受信したときにプログラムが動作します。メッセージとはスプライトや背景間で お知らせ をやり取りできるのような機能です。
またメッセージについてはまた今度詳しく解説しますね。イベントは他のプログラミング言語を勉強するときも使用する用語なので覚えておいたほうがいいです。他のプログラミング言語でも意味合いは同じで「プログラムが動作するためのきっかけとなるもの」です。
以上です。ありがとうございました!