クローンとはスプライトの複製をつくることができる機能です。同じ見た目のキャラクターを何体も出現させるときに便利な機能です。

ブロック

クローンは扱うときはこれらのブロックを使用します。

「クローンされたとき」

こちらのブロックはクローンが作られたときに発生するイベントのブロックです。このブロックの下に作成したプログラムはクローンが作成されたときに動き出します。

「○○のクローンを作る」

クローンを作成するブロックです。どのスプライトのクローンを作成するか選択することが出来ます。

「クローンを削除する」

クローンを削除するブロックです。作成したクローンの役目が終わったときこのブロックでクローンを削除します。

ルール

クローンを使用する上で覚えていると便利なの仕様(ルール)を紹介します!

・クローンは元のスプライトの大きさを受け継ぐ

・ クローンは元のスプライトの向きを受け継ぐ

・ クローンは元のスプライトの座標を受け継ぐ

・クローンは元のスプライトのコスチュームを受け継ぐ

・ クローンは元のスプライトの表示/非表示のステータスを受け継ぐ

・受け継いだ大きさ等はクローンごとに変更できる

・プログラムが動作を停止するとすべてのクローンが消える

・ 一度に作成できるクローンの数は最大300個まで。仮に300個までクローンを作っても消してしまえば作成可能

・クローンからさらにクローンを作成することが出来る。その際、大きさ、向き、座標を元のクローンから受け継ぐ

・変数を「 このスプライトのみ 」で使用した場合、その変数はクローンの処理で変更することはできない

スクラッチでクローンを使うときはこのルールを意識してプログラムを組みましょう!