アルゴリズムとは
→プログラムの動作手順のことです。
コンピューターに対して「どんな順番で、どんな指示を出すか」をアルゴリズムと言います。プログラミングは本来、このアルゴリズムを考えるところから始まります。プログラミングを行う際は、プログラムを書き始める前からアルゴリズムをよりシンプルな形にできないか考えることにしましょう。

アルゴリズムを考えるために「フローチャート」と呼ばれるものを使います。これはコンピューターに出す指示を図にしたもので、慣れると大変便利です。作りたいプログラムのアルゴリズムを考え、それをフローチャートにすることでより実践的なプログラミングができるようになりましょう。

プログラムは基本的に「逐次(ちくじ)処理」「条件分岐」「繰り返し」の3つの要素でできています。「逐次処理」とは「書かれている順番に処理をする」という意味です。フローチャートでは逐次処理を下向きの矢印で、繰り返しを上に戻る矢印で、そして条件分岐をひし形の箱で表現します。

フローチャートに使う図形は3つあります。
 ・開始と終了は楕円で表す
 ・処理内容は四角で表す
 ・条件分岐をひし形で表す