「論理的思考」の意味を調べると

論理的思考
意味
1.議論の筋道・筋立て。比喩的に、物事の法則的なつながり。
グーグル調べ

と出てきます。

要は
【「問題」に対して「結論」を出す。その「結論」は「なぜそうなるか」そして「なぜならの根拠」がある】と言えるでしょう。
今の状態を論理的に説明すると、
・問題
「論理的思考」を説明したいが、分かりにくい
・結論
「分かりやすく伝えるために、調べて分かりやすい言葉で説明する」
・根拠
「難しい言葉より、分かりやすい言葉の方が理解しやすいから」
になります。

この考え方は、
頭の中を見る事はできませんが、コミュニケーションや説明をしている時に
アウトプットとして見ると分かりやすいのではないでしょうか?

前提として
・論理的思考を、知っている(使える) or 知らない(使えない)の部下Aさん、Bさんがいた場合、
例えば仕事などで
上司「あのプレゼン案件はどうなった?」
部下「」
この部下は、どういう差が出るでしょう?

論理的思考を知ってるAさんの場合
上司「あのプレゼン案件はどうなった?」
部下A「負けました」
上司「なんで?」
部下A「敗因が3点あります、
1.ウチのチームのエースがインフルエンザで不在になりチームがまとまらなかった事、
2.ライバル社が総力戦で取りかかった事、
3.一番時間をかけたプロモーション計画より、相手のマーケティング戦略評価された事です」
上司「なるほど、そういう事か。なら次回頑張ろう」

論理的思考を知らないBさんの場合
上司「あのプレゼン案件はどうなった?」
部下B「あのプレゼン案件は、ウチのエースがインフルエンザでチームがまとまらなかったり、ライバル社が総力戦で取りかかったり、一番時間をかけたプロモーション計画より、相手のマーケティング戦略評価されました」
上司「つまりどう言う事?」

私がこのブログ用に考えた話ですが、社会に出ると、割とあるあるです。
何を言っているのか、説明が分かりにくい場面です。
ここでは、「論理的思考」の話なので、そこに焦点を当てますが、まず問題はなんでしょう?
問題は「上司がプレゼン案件の結果を知らない」それに対して結論は「プレゼンに負けた」
だけで良いのです。上司に「なぜ?」と聞かれたら根拠を言えば話は成立です。

「論理的思考」は問題と言うスタート設定と結論と言うゴール設定がうまくできれば、
そこに向かうために根拠や情報を整理して、的確に整理整頓をしていくと言う「思考」の方法です。

例で上司の報告・コミュニケーションを取り上げましたか、生活をしていると大なり小なり問題があるので、この問題を解決する考え方として「論理的思考」を「思考」のベースとして使われることが多いです。

「論理的思考」と直接関係あるか分かりませんが、聞かれた「質問」に関して「結論」から言う事が良いとしているビジネス書が最近多いですね。
確かに、質問した上司も「質問」に関して「答え」が知りたいだけで、そうなった理由が知りたい場合は「なぜ」と聞けば分かります。答える部下も「結論」と言う明確なゴールがあると、それに対して「根拠」を伝えていくので話が早く、伝わります。

そう言う意味では「問題」に対して「結論」を出す。その「結論」は「なぜそうなるか」そして「なぜならの根拠」がある。が成り立ちます。
何を言ってるか分かりくいのは「問題」に対して「なぜそうなるか理由・根拠」を先にし、「結論」が最後に来ることにより「問題→答え」ではなく「問題→プロセス(理由・根拠)」になってしまい会話が成り立ってない状態になるからですね。

「論理的思考」についてざっくりどういうものか分かったと思います。
次は「論理的思考の使い方」を考えたいと思います。