「プログラミング的思考」とは、なんなのか?

文部科学省によると、
【「プログラミング的思考」とは】
有識者会議「議論の取りまとめ」において「プログラミング的思考」は、
「自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力」
(令和2年2月・文部科学省)
小学校プログラミング教育の手引(第三版)参考

とあり、そのためにコンピューターを使って解決させる際、「コンピューターにどう指示を出し解決するか」を考えるか、やや難しいので個人的な解釈で要約すると

1.目的の設定
2.分解・順位決め・構築
3.行動・指示
4.確認・調整
5.反省・改善

になります

ここからこのブログの本題ですが3つに分けて紹介します
・「プログラミング的思考」の具体例(料理ver)
・「プログラミング的思考」と呼ばれる理由
・「プログラミング的思考」が必要とされる理由
具体例を料理作り(オムライス)に例えます
「なぜこの事がプログラミング的思考」というのか、「なぜ近年必要と言われているのか」をまとめていきます

・「プログラミング的思考」の具体例(料理ver)

「プログラミング的思考」の具体例(料理ver)に
1.目的の設定
2.分解・順位決め・構築
3.行動・指示
4.確認・調整
5.反省・改善

を当てはめていきます

プログラミング的思考

1.目的の設定
→お昼ご飯、何を作ろうかな?「オムライス」を作ろう!
2.分解・順位決め・構築
→材料よし、調理器具よし!先ずはご飯を炊いて、野菜をカットして・・・
3.行動・指示
→野菜を炒めて、ケチャップライスを炒めて・・・
もうすぐできるからお皿の用意と、テーブルセットお願い!
4.確認・調整
→もう少しケチャップ足して、卵をのせて完成!頂きま〜す
5.反省・改善
→サラダとスープもあった方が良かったね、今度はデミソースで作ってみようという事になります


これを繰り返す事で
・予想して動く事で、段取りが良くなる(2.3.5)
・カット、炒めるなどのスキルが上がる(3.5)
・前より美味しく作れる(4.5)
につながります

文部科学省によると、
「プログラミング的思考」は、プログラミングの取組のみで育まれたり、働いたりするものではありません。思考力、判断力、表現力等を育む中に、「プログラミング的思考」の育成につながるプログラミングの体験を計画的に取り入れ、位置付けていくことが必要となります。

と明記されており、
「思考力・判断力・表現力等」を学ぶ事が目的であり、プログラミング以外からでも習得できるのです

料理のフローで考えるとママはとてもプログラマー向いてるのかもしれませんね
次回は
・「プログラミング的思考」と呼ばれる理由
・「プログラミング的思考」が必要とされる理由
で更新予定です
よろしくお願いします