「仮設思考」とは、問題に対して仮の答え「仮説」を立て、検証・実行を繰り返し成果を出す、、時間に制限がある中で成果を出すための思考法です。
ポイントは、あくまで「こうかもしれない」という100%の正解を求めないことです。あくまで仮説なので、あまり時間をかけないところもポイントです。日常生活や仕事でも、「仮説(予測)」を立てて行動することは多々あります。

・雨が続いたから、野菜が高くなるかも
 →安い時に買っておこう
・昨日の野球で阪神が買ったから、部長の機嫌が良いかも
 →決済を貰いに行こう
・来週から寒くなるようだ
 →冬物を出しておこう

など、良くある行動なのでみんな、仮説を立てながら行動をしているけどわざわざ「仮説思考」と大げさに言わずに行動しているのです。

この「仮説思考」(という私もわざわざ「仮説思考」を使っていると思っているわけではない)を、プログラム教室で生徒を教えている時に、良く使います。
それは「バグを見つける時」です。
基本は、カリキュラムの問題通り進めますが、課題ゲームという、自分で考えて作るという課題があり、最低限のルール(カリキュラムで習った概念・知識を使う)と言うルールの元、ある程度自由に作ってもらいます。進捗を見ながら検証して、うまく行かない時や、いらない要素を外していったりするのですが、オリジナリティあふれる作り方をしている子のプログラムは、バグを見つけるのがやはり困難です。ある程度、経験的に予測は付きますが、やはり時間はかかります。そこで「仮説」を立てる大きな項目で考えます。

「仮説」を立てる大きな項目

1.現状確認
2.仮説を立てる
3.仮説の検証
4.仮説の修正・変更

1.現状確認

何か動きがおかしいな? ここまでは正しく動く。ここで動きがおかしくなる。ここ以外は正しく動くのか?
のように、どこがおかしいのか、どこがおかしくないのかを確認します。おおよそですが、「この辺りが怪しい」「ここは問題なさそうだな」というところを大きく判断し、ポイントを絞ります。

2.仮説を立てる

実行されない。思った通りに実行されない。違う動きをする。特定の場所でおかしくなる。たまにおかしくなる。など、一言にバグと言っても、種類や現象はいくつかあります。それを見ていき、「こうかな?」と仮説を立てます。

3.仮説の検証

スクラッチの場合、大体の原因が「ブロックの種類が違う・ブロックの順番が違う・ブロックがたりない・いらないブロックがある・全角半角が違う」です。なので、ぱっと見て、すぐ分かる場合もありますが、複雑なゲームになるとぱっと見て分からないので、ひたすら検証です。

4.仮説の修正・変更

結果、仮説通りの場所で問題解決できる場合もありますが、想定外でうまく行かない場合もあります。その場合は「ここは問題ない、ということは・・・」と仮説の検証から、次に向けて、新しく仮説を立てるため、修正・変更そして検証となります。

まとめ

この「仮説」を立てる思考・行動ですが元となるのはやはり「経験や体験」です。
今までやってきた事を元に「仮説」をってるので、未経験の事では難しいですが、
ですが、今までやってきた別の経験を元に「仮説」を立てることは可能です。
普段やっている事でも、文章化すると情報や考えを整理できるので、なんとなくやっている事でもより具体的になります。一度、「何をどう考えるか」を意識してみるのも良いかもしれませんね。