前回のブログの中で説明した中で
「コンピューターにどう指示を出し解決するか」を考える事を、個人的な解釈で要約すると

1.目的の設定
2.分解・順位決め・構築
3.行動・指示
4.確認・調整
5.反省・改善

とし、それを具体的に料理で例えました

今回は
・「プログラミング的思考」の具体例(料理ver)
・「プログラミング的思考」と呼ばれる理由
・「プログラミング的思考」が必要とされる理由
の2番目
・「プログラミング的思考」と呼ばれる理由について書いていきます

・なぜ「プログラミング的思考」と呼ばれるのか

「プログラミング的思考」は「コンピューテーショナル・シンキング(計算論理的思考)」という考えを元に定義されているようです
「コンピューテーショナル・シンキング」とは?
調べた所色々解釈があって難しいのですが、
プログラムを上記の1〜5のような事を考えてコンピュータにプログラミングする
みたいな事でしょうか

思考・概念は1950年頃と大分昔からあったようなのですが、オバマ元大統領の時に、IT人材が不足する事、今後IT事業が進む事を見据え、アメリカが国のプロジェクトとして低学年からプログラム教育を取り入れるなどをしたことから、注目されるようになったようです

「プログラミング的思考」とは「コンピューテーショナル・シンキング(計算論理的思考)」の、要素の一部です
なぜなら、前回も書きましたが「プログラミング的思考」は料理でも説明できるし、他の事でも置き換える事が可能です。そして、「プログラミング」以外からでも習得する事が可能です
あくまでも「考え方・思考」が大事であり「プログラミングのスキル」ではありません
なので、小学生のプログラミング教育の必修といっても「プログラミングのスキル」を学ぶ事ではなく、通常の国算理社などの通常の科目の中に「プログラミング的思考」を学ぶ授業があるという事です

ただ、今後の社会のを見据えた時に、プログラミング産業がさらに発展し、プログラマーが不足する事が予測される事、GAFAなどの新しいサービスを生み出す企業が日本にも必要な事、今ある産業でもIOTなどどの業界でもプログラミングが必要とされている事などが合わさり「プログラミング的思考=プログラミングのスキル」の誤解が生まれているように思います

本来なら「プログラミング的思考」と言うのもは、生活や仕事はもちろん、勉強や部活でも、「今よりもっと良くするにはどうしたらいいか?」という考えを元に問題→解決を繰り返す事で身につきます

・私の考えた「プログラミング的思考」と呼ばれる理由

私の考えた「プログラミング的思考」と呼ばれる理由
・「コンピューテーショナル・シンキング(計算論理的思考)」が元になっている
・「プログラマーの不足」「テクノロジー産業の発展」などの「プログラミングスキルの必要性」
・この考えが広く応用でき、新しいスキルとしての需要
などが要因ではないでしょうか

「プログラミング的思考」が「ロジカルシンキング(論理的思考)」と混在するのも上記の事が理由だと思われます

一番大事なことは
「考えて行動する」事、これに尽きると思います
考えずに行動するのもうまくいかないし、考えるだけで行動しないと何も変わらない
「考えて行動した結果、どうなった → 次はどうすればいいのか」
(自分はできてないんですけど・・・(笑))

次回は
・「プログラミング的思考」が必要とされる理由
で更新予定です
よろしくお願いします