ループ処理とは
→同じ動作を繰り替えす処理のことです。
同じ動作を何度も行う場合、同じブロックを何度もつなげていくより、
【ずっと】のような繰り返しのブロックを使います。
プログラムを書く場合、大切なポイントはいくつもありますが、
その中のひとつが「読む人にわかりやすいプログラムを書く」ということです。

同じブロックを何度もつなげると、とても長くなってしまうので
作る人も大変ですが読む人も大変です。
繰り返しを使った方がシンプルで、作る人も読む人もラクです。
プログラミングをする時は
「繰り返しを使ってもっとシンプルに作れないか」を常に考えるようにしましょう。

スクラッチのループ処理(繰り返し)で使うブロックが3種類あり
「ずっと」「○回繰り返す」「○まで繰り返す」があります。
「ずっと」は文字通り、ずっと繰り返しの処理をします。
「○回繰り返す」と「○まで繰り返す」の違いは何でしょう?
それは、【繰り返す回数】が指定できるか【繰り返しが終わる条件】を指定できるかです。

例えば、
サッカーのPKゲームを作るとして2方向で考えました
1 .5回シュートをして、何点入るかゲーム
2 .5回シュートを決めるまで終わらない、タイムアタックゲーム

1.のゲームの場合は
【5回シュートを繰り返す】ので「○回繰り返す」ブロックを使用、
2.のゲームの場合は
【5回シュートが決まるまで終わらない】ので「○まで繰り返す」ブロックを
使用するイメージです。

ループ処理を行う場合に注意して欲しいことは
コンピュータに無駄な処理をさせないように、
ループの中に繰り返す必要のないブロックは入れない事です。
そうする事で、より効率の良いプログラムになります。
ループの中にループがあることを多重ループと呼びます。