いつもKIDS TECH LAB(キッズテックラボ)を支えていただき、本当にありがとうございます。

おかげさまで、当校は2026年5月26日をもちまして、無事に9周年を迎えることができました。これまで当校を信頼し、大切なお子様を預けてくださった保護者の皆さま、そして教室で一緒に壁を乗り越えてきてくれた子どもたちに、心から感謝申し上げます。

次の10周年に向けて、私たちはさらに子どもたちがワクワクし、これからの時代を力強く生き抜くためのIT・プログラミング学習を目指してまいります。

今回は、9周年の節目にあたり、私たちが次の10年でさらに研ぎ澄ませていきたい「教育へのこだわり」について、最近保護者の皆さまからよくいただく「あるリアルなお悩み」を交えてお話ししたいと思います。

1. 保護者の方から増えている「AIへの不安」

最近の面談やアンケートで、保護者の方からこのようなお話を非常によくいただきます。

  • 「これからのAI時代、子どもにどうITを使わせたらいいか分からない」
  • 「AIになんでも聞くようになって、自分で考えなくなりそう……」

この不安、大正解です。

もしお子様が、生成AIを「一瞬で答えをくれる魔法のノート」だと思って使っているなら、今すぐその使い方を止めさせるべきです。なぜなら、お膳立てされた「正解」ばかりを見ていると、子どもが本来持っている「試行錯誤する力」は一瞬で退化してしまうからです。

学校や塾などの教育現場では、よく「子どもに自信をつけさせるために、成功体験を積ませましょう」と言われます。 もちろん、何かができて笑顔になることは素晴らしいことです。

でも、その成功が「周りの大人が先回りして整えたレール」の上にあるものなら、それは本当の強さには繋がりません。お膳立てされた成功しか知らない子は、社会に出て誰も答えを教えてくれないエラー(問題)に直面したとき、一度のフリーズで立ち止まってしまいます。

2. 小さな成功は「笑顔」にするが、小さな挫折は「無敵」にする

だからこそ、KIDS TECH LABでは「小さな挫折」も全力で歓迎します。

プログラミング学習は、まさに挫折の宝庫です。 1文字タイピングをミスしただけで動かない。予想と全く違う動きをする。原因不明のバグが出る。

「あー!もう!」と頭を抱え、思い通りにいかなくて悔しい思いをする。 でも、そこからが本番です。

周りの大人が先回りして石ころを退けるのではなく、あえて転ばせ、あえて苦戦させる。その「小さな挫折」と泥臭く向き合い、自力で原因を見つけて「攻略」できた瞬間、子どもたちの経験値は爆発的に跳ね上がります。

この試行錯誤を100回繰り返した子は、もう無敵です。 失敗を恐れず、自ら道を切り拓く。私たちはこの力を【生存知能】と呼んでいます。

では、これからのAI時代において、子どもの主体性(生存知能)を損なわずに、AIを「最強の相棒」として使いこなすにはどうすればいいのでしょうか。教室でも実践している3つの攻略ルールをご紹介します。

3. 子どもの主体性を守る「AI使いこなし3つのルール」

コントローラー(主導権)は、常に子ども自身が握ること。これが大前提です。

ルール①:答えではなく「ヒント」を聞く

AIを使うときの絶対ルールは、「答えを教えて」と言わないことです。 プログラミングでコードが動かないときは、AIにこのように質問させます。

「ここが動かないんだけど、どこが間違っているかヒントを3つちょうだい」

主導権をAIに渡さず、あくまで「自分で攻略するためのヒントをくれるガイド」として扱わせることが大切です。

ルール②:自分の「仮説」をぶつける

何も考えずに質問するのではなく、「僕はこう思うんだけど、どうかな?」という子どもの意見を先に言わせます。 AIに論破されても、褒められても構いません。「自分の意見と、AIの意見を比べる」というプロセスそのものが、自ら考える力を驚くほど鍛えてくれます。

ルール③:最後に決めるのは「自分」

AIの言うことが100%正しいとは限りません(堂々と嘘をつくこともあります)。 「AIはこう言っているけど、本当にそうかな?」と一度疑い、最後に自分の手でコードを書き、自分の手で作品を完成させる。この「最後の決定権」を絶対に子どもに握らせます。

4. 「正解」を待つ子から、自ら答えを「攻略」する子へ

AIに「答え」を求めると、子どもの思考はフリーズします。 しかし、AIに「ヒント」を求めると、子どもの試行錯誤は加速します。

これからの時代に本当に必要なのは、AIに正解を教えてもらうスキルではありません。テクノロジーに振り回されることなく、AIという最強の相棒を使いこなして、目の前の壁を自力で攻略する力です。

KIDS TECH LABは、ただコードの書き方を教える教室ではありません。 最先端のテクノロジーも「攻略すべき対象」としてカリキュラムに取り入れ、ゲームのルールを自ら作る側の人間を育てる場所です。

次の10年も、私たちは子どもたちが心の底からワクワクし、自走できる「無敵の自信」をつけられる場所であり続けます。

失敗を楽しみ、自ら乗り越える「無敵の力」を。 お子様の小さな一歩を、まずは無料体験で一緒に踏み出してみませんか?

今後とも、KIDS TECH LABをよろしくお願いいたします。